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今日は、いつもから観ると、いくぶん「落ち着く」…市場に見えます。でも目先の日足で観るから、みなさんは「動揺」しますが…少し視点を変えて「月足」を観ると…良い「チャート」です。

日経平均株価の月足推移(対数チャート?)

確実に…日本経済は「名目成長時代」に移行したように思えます。これは「対数チャート」かな? 如何でしょう。良い…「押し目」でしょう。

カタルは、自分の相場観を観る時に…「常に」このように「視点」を変えて、相場を観ます。だから米国株でも200日線を重視して、最近は、この延長戦で…稀な基準である200週のチャートを用いて「アップル」株などを参考にしました。

そうして、この水準になったので「米国株」も落ち着くと…思っています。今回のトランプ関税と言う面ばかりをメディアは述べていますが、相場は、適度の「乖離調整」と言う「視点」でも…あるのです。

皆さんは、嘘つき「メディア」の主張ばかりを「鵜呑み」にします。でもこんな報道もあります。トランプ関税は、正しいかもしれません。

あまり…「関税」=「悪」と思わないことです。カタルは、もともと…「トヨタ」(7203)の「300万台の生産体制維持」も「トヨタ」を有名にした「かんばん方式」も正しい方針かどうか…、疑問を持っています。それより…「構造改革」を優先させるべき…だと考えています。トヨタの系列を使った「締め付け」を良く知っています。

一次下請けは、兎も角…自動車産業の幅は広く…二次、三次まで「下請け」は広がります。毎年、トヨタ「下請け虐め」をして…来ました。自動車の部品数は、3万とも…5万点数とも「言われて」います。エンジンだけでも「1万点」とも…言います。その単価を1円下げただけで…膨大な「コスト・カット」になります。しかし…そんな時代でしょうか?

「アップル」や「グーグル」の「プラットホーム事業」を観ると、「他人の褌」で…利益を得ています。デジタル時代です。まぁその話は、兎も角…として、だからトランプ大統領の考え方も、分かるようで…少し「古いような」気もします。多くの人は、メディアの影響を受けて「関税は悪」と言う…先入観を持っています。

「大恐慌時代」の事例を、想い出すからでしょう。それと同じで…株式投資にも、色んなやり方が在りますが…メディアは、短期間で天才的な運用をするテスタさんなどを持ち上げます。確かに…凄いレベルです。しかし、目先の…板上の「鞘抜きゲーム」が、株式投資だと「勘違い」をしています。

でもカタルが目指す投資は「本物の投資家」になりたいと思っています。その為には、経済の「ファンダメンタルズ」(基礎的条件)を知らないと…なりません。皆さんに購入を求めているのは、「浦上さん」のバブル期に書かれた「相場サイクルの見分け方」と言う本です。

彼は、たぶん…「母子家庭」だったです。きっと戦争で父親を失ったのでしょう。その為に苦労をして、あの小さな体で…神戸港での「荷揚げ」作業をしながら「家計」を助けて成功しました。日興証券では、小さな支店長止まりなのでしょう。

でも直ぐに頭角を現して…相場の「独自分析」を始めたのです。その功績が認められて、日本で一番とも言われていた「日本興業銀行」から「三顧の礼」を受けて、ベテランの秘書と共に…日興証券から興銀に移籍しました。その当時に、カタルは上京したのです。1989年の話です。

彼の部下だった…大塚さんと、カタルは「親しい付き合い」でした。大塚さんは、丸善支店時代の浦上さんの部下で、当時は珍しい女性の大学卒業の二期生で…「和光証券時代」の歩合仲間です。一か月に一回か、二回ほどでしょうが…良く、浦上さんが、店にやって来て、大塚さんと供に「昼飯」を食いに行っていた時に…その本を、カタルは知ったのです。あまり有名ではなかったのでしょう。

その本の中身は、「景気循環」と「銘柄物色」が、理論的に説明されているのです。

相場にも「四季」があって…「金融相場」(春)、そうして「業績相場」(夏)になり…景気が過熱すると、金融政策の変更などで「逆金融相場」(秋)になって、そうして、その影響で企業業績の悪化を迎える…「逆業績相場」(冬)の時代が、流れると言う「景気循環」です。

勿論、金融相場の前は、景気が悪化していますから、メタメタです。故に景気を浮上させるために「金融政策」や「財政政策」をフル活用します。このような基本に沿って…株式相場は動いています。

「オービック」(4684) の月足推移

この本が、カタルには「目からうろこが落ちる」でした。それまでカタルは、ずっと…「チャート分析」などの面だけしか、相場を見てなかったのです。「金利と株価」の関係など、あまり理解してないのです。今では…簡単に、説明が出来ます。カタルが、皆様と共に「目指したい」投資スタイルは…一例を掲げると「オービック」(4684)です。


「オービック」(4684) の…その当時の「業績推移」

誰もが批判の出来ない業績内容の企業に育ちました。カタルは2011年頃から知っていましたが、何故か…当時も「選択」を間違っており、「NSW」(9739)などを掲げていたのです。まぁ、その株も、ある程度は、上がったのですが…やはり業界大手の「オービック」には敵いません。

まぁカタルも、この分野は良く知りませんから…これから一緒に勉強をしようと思っています。その為に…会員レポートでは、3つの事例を掲げ…最近、株価動向が強い…「ベイカレント」(6532)と「SHIFT」(3697)そうして「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168)を掲げていました。

そうしたら…ビックリしました。その「ライズ」と「SHIFT」(3697)が「資本提携」を発表したのです。流石、激動する時代変化を先取る「SHIFT」(3697)です。今の最大の関心事でもあります。そうして…ニュースを観ていると、こんな話が出てきました。

急成長している 「SHIFT」(3697)の週足

今は踊り場を迎えている…「SHIFT」は、1:15の株式分割直後に「日証金の検索」に挙がってきたのです。「ベイカレント」も「ライズ」も、そうだった…と記憶しています。カタルは、様々な手法を使って検索機能を利用して「銘柄」をピックアップしています。昨年、この日証金のデータは、大幅に「リニューアル」をしたので…前のデータと継続性が在りませんが、その事例も掲げておきましょう。

日証金のデータ の推移

カタルは、既にトランプ関税のガラ(暴落)を「過去のもの」にしたのは、色んな理由があるのです。世間は、「トランプ関税」で大騒ぎしていますが、カタルは、既に相場上は「峠を越えた」という認識です。

そのデータを裏付けているのが…この日証金の回転率などのグラフです。例の「市場の整合性」の話ですよ。「市場の整合性」と言うのは、ある相場上の「アイディア」が浮かびます。そのシナリオが、正しいなら…全ての経済指標は「その流れ」にある筈です。その現象をいろんな角度から、検証する作業が「市場の整合性」と言う言葉で集約しています。

例えば米国景気が、既に悪化しているなら…「市場金利」は下がる筈です。需要が減りますから…銅などの市況も原油価格も下がる筈です。だからEUは、「連続の利下げ」を実施しています。日本は「周回遅れ」ですが…世界は、既に「物価高」を峠を越えたのです。だから米国も、峠を越えている筈です。昨日は「GDPナウ」と言うものを…紹介しました。トランプ大統領は、パウエルFRB議長に「利下げ」を迫っています。正しい可能性があります。

市場は一時的に「間違っている」だけかも知れません。トランプ関税で、米国の物価が上がり…「利上げ」が未来において必要になるという説を「メディア」が、一般人に伝えています。主な市場のニュースは、この視点です。

「メルカル」(4385)の 日足推移

しかし…昨日は「ターゲット」と言う…米国のスーパーと「Temu」と言う「PDD」の株価は、この「論理通り」に動いていない…と述べました。如いては、なかなか…上値に走らない「メルカル」(4385)の株価とも…関係があります。

証券マンは、この「繋がり」が分からないと駄目ですよ。落第です。自分の勉強不足を実感して、自分で調べてください。カタルは「メルカリ」の「米国市場の不振の理由」を、この「テムの存在」があるから…だと述べたことがあります。逆説的に言うなら、まもなく…「メルカル」株が上昇する可能性があるのです。

だから先日、メルカリの山田進太郎は、「ツキ」を持っている…男だと述べたのです。それに引き換え…カタルは「振り子」の人生です。「Uru」の曲ですが…何故か、カタルは、此方の「二宮 愛さんの唄」の方が、好きなのです。この歌詞が流れますから…カタルの「今の心境」にピッタリなのです。たぶん…作者は「失恋をテーマにした」曲なのでしょうが…今のカタルの心境に似ています。

まぁ「ツキ」がないというか…。何というか…。ほんの少しの違いなのです。

「3Dマトリックス」(7777)の 日足

少しお金があるなら…「3Dマトリックス」(7777)の利食いなどせずに…「ジェイドG」(3558)の1130円台を買っていたのです。でもお金がなくて…また買いたくなって、追証に追い込まれ、仕方がなく…本日も微益で、カタルは玉を外しています。

たった1万株程度を「増やす」余裕もないほど…今のカタルは追い込まれています。コンチクショウ!なのです。

他は、全て…当たっています。ほんの気持ちに「すれ違い」です。また「野村証券」(8604)でも買い直すかな? たぶん…大丈夫でしょう。4月7日でしたから…来週の月曜日ですね。解禁は…。だから来週の月曜日の朝から850円まで、「負けない投資」でも…1000株だけですが野村証券株を「買い」に行きます。「事前公約」です。

みんな…今日は上がっています。

良いですか…こんな時に、自分が、今回の下落で「不安」に感じた人は、自分にとって…持ち株が「余分」なのです。だから相場観は「二の次」にして…自分の持ち高水準を適正レベルに「落とす」べきです。でも「余裕のある人」は、この限りではありません。こればかりは…自分の「心の声」を聴かないと…駄目なのです。

相場は、みんな…どの株も「上がる」のです。何故なら、石破さんも、岸田政権を継承しています。「アベノミクス」です。ただ…高市さんのような「加速戦略」を採用していません。もともと…石破さんは「政策官僚」の言いなり…で、ロボットなのです。折角、安倍さんが苦労して…「政策の主導権」を官邸に、移管させたのに…また「自民党」に戻しました。

間違った政策を、採用しないことを願うばかりです。

「三菱地所」(8802) の日足

昨日は高かったのですが…この政策が正しいなら、「三菱地所」(8802)は、こんなペースで、ゆっくり…と、株価は「高値」を目指すのでしょう。もう…みんな、事前に、相場は決まっているのです。

問題は、どのシナリオが最も早く…実現をして、自分が、どのリスクを「選択」できるか? その話です。

カタルは、博打株の「3Dマトリックス」(7777)も、昨日は、たった5000株ですが…売り値と同じ株価の121円で、株を「買い直した」のです。でも5万株を売って⋯5000株の買いですからね。

やはり…Uruの「振り子」の人生です。また…明日。 



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